Macな話題

9801 からMacintosh へ

 PC9801を数年に渡って使っていたが、世の中にはMacintoshという「全く違うコンピュータ」が存在することが分かってきた。しかし職場にも身近にもMacを使っている人はいなかった。私がMacを手に入れたのは92年12月である。
 人生の転機は突然やって来る。大げさな表現だが、Macとの出会いはまさにそうであった。92年の暮れに急にMacが欲しくなったのだ。
 地下鉄堺筋線恵美須町駅から少し東に入ったところにあるOAシステムプラザで、積み上げてあったPowerBook165Cを買ったのだ。たしか14万円ほどであったと思う。この店もなくなってしまった。まさに栄枯盛衰である。6階か7階建てのビルの3階に店はあった。ビルの上の方は普通の賃貸マンションになっていたので、1階の郵便受けには個人の名前が記されてあった。エレベーターは非常に遅い代物で、階段を歩いたほうが速いほどであった。OAシステムプラザ各店では一時期Macを数多く取り扱っていた。
 TFTカラーのPowerBook180Cは非常に高価であり、その廉価版としてSTNカラー液晶を載せて出てきたのがPowerBook165Cであった。この165Cの液晶の見にくさが話題になっていたことを、わたしは知らなかったのだ。だからこそ定価の半分ほどの売値だったのだ。それにしてもこのころのMacも国民機PC9801シリーズもべらぼうに高かった。Macに変わる前、最後に購入したPC9801LS5の定価は80数万円もした。高いだけあって、この頃のNECのサービスは非常に良かった。近くにあったサービスセンターへ機械を持ち込むたびに「もうかっているのだなぁ。」と思った。

QuickTime?

 画面の中で物が動くというのは、テレビか映画しか見たことがなかった眼には、たった数十秒程度とはいうものの、ノートパソコンの平面のディスプレイ上で映像が動いていることが信じがたい物だった。ブラウン管のような奥行きのある物でしか、映像は表示できないように感じていたのだ。
 その後Macintoshを文字通り丸々真似をしたWindows95や98が登場して、動画がパソコン上で動くのは当たり前になった。しかし考えてみると、私の最初の驚きからまだ十数年しか経っていないのだ。今はその時間の短さに違う驚きを感じる。

Mac にはまる

 Macの魅力はその存在そのものから出てくるものだと思う。PC9801べったりの人たちからは「Macは宗教だから……」という、ある意味で正しい評価を聞いた。たしかにそうなのだ。相手は機械であって、たとえそのディスプレイの上で動画が再生されても、内蔵のスピーカから人間の声が聞こえてきても、パソコンは機械である。しかし時にMacに対しては、人格を感じてしまうのだ。

Macの壊れ方

 Macのノート=PowerBook? を複数(2桁に近い数)所有してきたが、共通して弱いのは表示部を支えるヒンジである。


iPodTouch?でSkype!!!

 iPodは初代から何台か購入した。音楽を聴く必須アイテムになっている。iPodtouchも、第一世代が出てしばらくは購入しなかったのだが、アップルストアで少々安い整備再生品が出たときに手に入れた。
 こいつのWEBブラウザーは秀逸なのだが、2008年10月にiPodtouchでSkypeを使用可能にする、フリーソフトが出た。これはある種の革命である。第2世代のiPodtouchなら、イヤフォンマイクでSkypeの電話もOKなのだ。いやぁ長生きはするもんだ、と久々に思った。


PCが次々に壊れた→MacでWiRES!だ

 WiRESやEcholink、はたまたIRLPを始めて十年目を記念した訳でもないのでしょうが、2012年末からこれらのVoIP無線に使用してきたPCが次々に壊れだしました。ハードディスクが認識されなくなったり、リブートを何度も繰り返してやっとシステムが立ち上がるとという末期症状です。
 PCの買い替えも考えました。しかし、同時にどうせコンピューターの入れ替えをするのなら、ファンの音が小さくて消費電力も少ないのがいいなと思ったのです。そこで目をつけたのがMacminiです。すでにレピータのID送出とこのPukiwikiのためにPowerPCのMacminiが稼働しています。非常に静かです。
 たまたまXの使っていたMacminiをiMac27インチに換えるということになって、Macminiが1台余ったのです。これのCPUはintelのCoreDuo?です。これだと仮想PCソフトのParallels(Ver6まで)が走るのです。その上でWindows2000を走らせて、MMTTYやWiRESもできたらいいなというのが、2013年の年頭の抱負でありました。
 札幌のDo-夢という中古のMacをたくさん取り扱っている店で、もう一台Macminiを入手。
 Macmini(intel)No1にはWiRESとUI-View32とWeatherStaion?のソフトを入れました。もう一台のMacminiにはMMTTYとMMVARIを入れました。
 それぞれにVNCのサーバーソフトを入れて、無線LANで繋がったMacBookPro?からリモコンしようという壮大な(無謀な??)計画です。
 Parallelsのオンラインヘルプではなかなか理解できなかった、仮想PCに母艦であるMacminiとは違うローカルIPを振る作業もできて、Macminiの上のParallelsの中で走っているWindows2000にWiRESを走らせて、5315ノードが稼働しています。
 これ1台でMMTTYも出来そうな気がしたのですが、Macmini本体のライン入力とPhone出力を使わないで、USBーーオーディオアダプタでは、WiRESもMMTTYもうまくは動作しませんでした。
 昨今のPCと同じくMacminiにはシリアルポートはありません。
 Amazonで送料込み900円という格安かつノーブランドのUSB-Serial変換ケーブル http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002AW6LXQ/ref=oh_details_o02_s00_i01
を購入したのですが、これがとんでもない代物でした。10WでCWやRTTYを送信しても、動作しなくなるのです。COM番号も取得できず、Parallelsの再起動や時にはMacmini自体の再起動をしないとだめになりました。
 秋月のUSB-Serial変換ケーブルや他のメーカーのものでは200Wの送信時にも問題なしです。いやぁ「安物買いの銭失い」とは良く言ったものだと痛感しました。


BootCamp? を使い出す!

 WiRESをMacMini?で走っているParallelsの上のWindows2000で走らせていたのですが、親亀子亀孫亀状態では、その間のデータのやり取りに時間が掛かることがあるようで、WiRESの場合は、HTから送信した内容の、最後の数秒がネットにつまりは相手局へ送信されない、という現象を解決できませんでした。
 そこでこのMacMini?に間しては、Macのソフトはまったく使ってもないということでもあるので、BootCamp?つまりは、Windowsをそのまま走らせるということにしました。
 BootCamp?に間しては、誤解もあったのですが、あれこれと試行錯誤の後に、それがアップル純正のWindows用ドライバ集でしかないことに理解がいたりました。そしてバグもあります。音声関係では、どうしてもMacMini?内蔵の入出力ではうまくいななくて、外付けのUSBオーディオデバイスを使って、WiRESを走らせることができるようになりました。
 今回は2014年4月にサポートの終了するXPにしたのですが、その認証にはてこずりました。最終的にはマイクロソフトのの窓口へ電話してOKになりました。
 マイクロソフトの認証窓口は24時間対応です。人間が相手をするわけですから、人件費もばかにならないと思います。いっそ、OSXのようにOSを無料にしたらいいかと思うのですが、マイクロソフトがそんなことをするはずもありませんね。
(2014年3月)

BootCamp? は使いにくい?!

 アップルに限らずコンピュータのOSやソフトは、最新のマシンで最新のソフトを走らせることが大前提のようです。しかし、余っているあるいは格安で入手したMacMini?を静かなかつ格好のいいWin機にしたくてBootCamp?を使うという人も多いはずです。
 私はMacMini?(intel mid2007)にOSX10.6.8を入れ、BootCamp3.0でWindowsXPやWin7の環境を作ろうとしました。OSのインストール自体は簡単にできたのですが、どうしてもWinXPもWin7もMacMini?内蔵のオーディオデバイスを認識しないのです。
 それではOSXを最新の物に上げて、と考えてもCoreSolo?には10.9は入りません。10.7ならばどうだろうかと誰しも思いつくところですが、10.7からはオンラインでしかOSは入手できなくなったのです。そして今オンラインで手に入るのは10.9だけです。
 メーカーにしてみれば管理の問題があるのだろうと思いますが、まだ動くマシンを有効に使えないというのは、何ともエコの精神に反すると思われてなりません。(Apr 17 , 2014)


SSDに換えた!

 わが方のメインマシンとして2010年から使ってきたMacBookPro15インチは、幾度かの変遷がありましたが、HDD1TB、メモリ8GBの状態でしばらく動かしてきました。
 日常的な使用に(わが方では、非日常的な使用など、考えにくいのですが……)関しては、さしたる問題もないのですが、日本語変換を「かわせみ2」に換え、エディタとしてHagoromoをインストールした辺りから、どうも動作にもたつきが生じてきました。
 それぞれのソフトに問題はなくとも、インストールしてある他のソフトとの関係で不具合が生じることがあります。
 アップルストアの整備品などをちらちらと眺めていたのですが、ふと「SSDに換えたら速くなるのではないか」と思いつきました。
 SSDには特有の問題があって、HDDに比べるとまだまだ安定性は劣ることも知っているのですが、ずいぶん安くなってもいるので、思い切って1TBのSSDに換装しました。
 いやぁ劇的に速くなりました。体感で2倍程ですから、ベンチマークテストなど行えば、数値的には相当なものが出てくると思われます。
 気を良くして、サードパーティの物を購入して「安物買いの銭失い」状態になっていた、バッテリーもアップルで交換してもらうように手配済みです。
 まだまだこのMacBookPro?(mid 2010)には、がんばってもらうことになります。(Aug 17 2014)

MacBookPro? が起動しなくなった!!

 JeditやHagoromoを使っていると、画面全体が青っぽくなってしまう、という怪現象が、このMacBookPro?で生じました。
 再起動しても症状は改善せず。こういうときには、PRAMクリアが有効という、MacOS時代からの知識を記憶の片隅から引っ張り出して、[option]+[command]+[P]+[R]を押しながら電源を入れる==>>起動音のジャーンが鳴っても、そのままでもう一度ジャーンが鳴るまで待つ、というお約束の作業をして、MacBookPro?の画面は正常に戻った。
 やれやれと思って数日使っていて、充電を忘れてしまい、バッテリーが完全に放電状態になった。
 仕方ないので、MagSafe?を繋いで電源ボタンを押したのだが、アップルマークが出て、起動中のプログレスバーが1/4ほど伸びたところで進入禁止マークが出たのだ。
 進入禁止マークは、OSXでMacOS用のソフトなどのアイコンで見たことがあったのだが、起動中にみたことはなかった。
 落ち着いて、ネットの情報などを探せば良かったのだが、こういう想定外のことが生じると、人間は慌ててしまう。
 再起動を何度繰り返しても症状は同じ。システムが壊れたのだと判断して、TimeMachine?から非常な時間をかけて、システムをバックアップして、再起動。それでもだめであった。
 ついにSSDが壊れたのかとも思ったが、買って1年にもならず、今まで不調の兆候もなかったので、それもおかしいと考えた。これを機会にMacBookPro?自体を買い替えろという、神の啓示かとも考えたが、どうもそうでもない感じである。
 SSDがだめになったのなら、起動する前のアップルマーク自体が出ないなぁ……と頭を冷やしながらググると、OSX10.10.3でアップル純正のSSD以外のSSDを使って、書き込み速度の低下を防止するためにTrimEnabler?をONにしていて、PRAMクリアをした後で、少し時間が経ってから生じる現象、ということが分かった。
https://www.cindori.org/trim-enabler-and-yosemite/ を参照して、ようやく元に戻った。
 噂では、次期OSX10.10.5ではサードパーティのSSDを使っていても、このような問題は生じないようになる、ということである。
 教訓:人生至る所に伏兵あり (2015年7月9日)

バッテリーの寿命は?

 ネットの情報を見ていると、たまに小生にも関係のあることが出てきて、驚きます。今回は毎日頻繁に使っているこのMacBookPro?(15インチ、mid2010)が、Vintageになった、というものでした。
 Vintage??==>>価値が上がった? などと能天気に構えてよく読むと、サポートがなくなったという知らせでした。困ります。
 冷蔵庫や洗濯機などの白物家電でも無線機でも、10年ほどは部品の在庫があるのですが、それが製造から5年でサポート終了=アップルでは修理できない、サービスプロバイダもアップルから部品の供給を受けられなくなる、ということです。
 日本車なら、消耗品=バッテリーやタイヤやオイル=を交換していれば、普通に乗っていれば10年もつのは当たり前です。流通在庫や修理用の部品をできるだけ持ちたくない、という企業の勝手な論理=ようするに飽くなき利潤の獲得です=によるものです。
 自分でSSDに換装して、速度的にも問題なく、またこのMacBookPro?で無線関係のすべてのコンピュータのリモコンをしている関係上、今の状態の維持は必要なのです。
 MacBookPro?の消耗品=バッテリーをどうするかが緊急の課題です。アップルでの交換が無理になるのを見越して、互換バッテリーを入手する必要があります。
 ググると、7000円前後から10000円ほどまで見つかります。写真を見ると、どうも供給元は2社ほどのようですが、値段に40%ほどの差があるのは、出荷前のチェックをしているのかどうか、あるいは事前のチェックではねられたB級品が混じっているということだと思われます。
 それ以上に問題は、MacBookPro15インチのバッテリーに関しては、mid2010と次のearly2011の間で、バッテリーの品番が変わっていることです。
 品番が違ってもコネクタは同じ、という場合もありますが、これは違います。現物を見ないと分かりにくいのですが、mid2010はA1321で。これ以外のバッテリーは使えません。私も間違って注文して損をしたことがあります。
 次のサイトに詳しいことが載っています。
http://blog.livedoor.jp/kardz/archives/1890770.html
 今使っているバッテリーは2014年9月にアップルで交換してもらったものですが、充放電回数が742回にもなっています。そろそろ「大丈夫そうな」店を探して、購入を検討します。(2016年3月11日)

A1321購入

 Amazonで売っているA1321の中で、もっとも安いのを購入しました。もちろん、不安はあったので、購入前に販売元に保証期間などについて問い合わせをしました。その応対がまともであったので、ここ http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00P7NPBOK/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
で購入しました。
 純正のものよりは、満充電時の容量が少ないようなので、新品とはいうものの、リサイクル品であるのかも知れません。
 とりあえず数回の充放電をしてみて=初期不良での返品可能な期間中の挙動をみて、使い続けるかどうか判断します。(2016年3月13日)

数日使ってみたのですが……

 やはり純正=アップルで交換したバッテリーとは挙動が違います。2年前にR×××J××××で購入した物のように、OSが認識しないというような致命的な欠陥はないのですが、100%の充電をしても、残り時間は2時間半ほどです。しかも、その後60%ほどになっても2時間弱ほども残っていると言うように表示されるなど、どうもOSとの間での情報の遣り取りがうまくできていないようです。
 Amazonマーケットプレースの出品者なので、返品を依頼しています。
(2016年3月14日)

A1321 購入の2

 Amazonは懲りたので、Mac関係では老舗の秋葉館に注文しました。送料入れて9000円強です。
 秋葉館は注文してからの受注メールや発送のメールシステムが、どうもうまく働いていないようで、何度も確認のメールをこちらから入れました。
 バッテリーはすぐに届き、中の説明書どおりに残量が3%まで減ってから満充電、という手順の途中です。
 驚いたのは、先にAmazonで買った店に説明書が、ほとんど全部秋葉館の説明書のコピーであったことです。
 手順通りに充電したところ、アップルで交換した際と同じ程度=100%で残り時間が4時間半ほど=になりました。
 やはり信頼できる店で買うに限るという、当たり前の教訓を得ました。(2016年3月16日)

A1321 購入の2の続き

 1週間ほど前から、このMacBookPro?(mid2010)のトラックパッド下部の、マウスの左ボタンに相当するスイッチ=押すとへこむ=が、押しずらくなりました。
 どうやらユニボディのMacBookPro?にもゆがみが生じたのか……と思っていたのですが、同じ頃にバッテリーの持ちが急に悪くなったのにも気付きました。
 充放電回数は15回です。おかしいなぁと思いながら、とにかくトラックパッドの部分がどうなっているのか内部を見てみようと開腹したら、なんとバッテリーのセルが膨張していたのです。
 デジカメやハンディ機のバッテリーで、たまにお腹が膨れてしまう現象=もちろんその際にはバッテリーの寿命は尽きています=を経験したのですが、MacBookPro?でも同様のことに遭遇したのです。
 秋葉館のバッテリーには1年間の保証が付いています。サポートへ電話すると、あっさりと「交換します」という返事でした。それだけ同じような現象が生じている、ということでしょう。交換品の到着を待ちます。(2016年5月3日)

A1321 購入の続報

 5/11に交換のバッテリーが到着。これがまたまた不良品(??!!)でありました。
 普通に充電は出来るのですが、100%充電でも残り時間は1時間半程度にしかならないのです。まぁバッテリーの残り時間の表示は、目安でしかないので、それはそんなものかと考えて1週間ほど使いました。
 昨今のリチウムイオンバッテリーにはインテリジェンスがあって、充放電回数をシステムの通知するようになっています。
 毎日充電していたのですが、どうも今までのバッテリー=アップルで交換してもらった純正品や前回の膨れたもの=と違って、充放電回数のカウントが倍なのです。ということは、必然的に寿命が(バッテリー自体は生きてても)半分になる、ということです。
 迷わず秋葉館へ連絡して、またまたのバッテリー交換となりました。
 届いたものは、膨れたのと同じメーカーの同じ品番、同じロットのものです。さて今回は大丈夫でしょうか。(2016年5月23日)

Parallelsをバージョンアップした!

 1年ほども前にリリースされたParallelsの最新バージョンParallels11を、やっと購入しました。1PasswordやCleanMyMac?などとのバンドル品で、5300円ほどでした。
 昔=NECのPC9801シリーズが他を全く寄せ付けない圧倒的なシェアを誇っていた時代には、その上で動くワープロソフトなども、今では考えられないほどの値付けでした。しかも、頻繁にバージョンアップしたものがリリースされ、アップデートの費用の1万円ほどが普通でした。「バージョンアップ貧乏」などという表現もありました。
 OS自体が無料で(もちろん、見た目の無料です。企業にとっては最終的には莫大な利益を生む「無料」です。)配布される現在とはまったく違いました。
 今回、Parallelsをアップデートしたのは、OSX10.11に完全対応したものであるバージョンにしたかったのと、オンラインで認証できるParallelsの数を増やしておきたかったからです。
 コンピュータのネットへの常時接続が当たり前になってから、ソフトの認証=インストール後のアクティベーション=も、オンラインで行うのが普通になりました。
 ParallelsはVer6か7までは、インストールした後、CDの袋に記載されたコードの入力するだけでアクティベーションができました。
 ソフトの約款以上の台数のコンピュータにインストールするのはもちろん違法ですが、同時には稼働しない複数のコンピュータにインストールする、というような場合には、まことに便利な仕組みでした。
 ところが、ParallelsもVer9からはオンラインでのアクティベーションになりました。Parallelsの購入本数=インストール出来るコンピュータの数、になったわけです。もちろん違うコンピュータにインストールした場合にも、前のコンピュータの認証を消せばOKなのですが、面倒なのです。
 今回のバージョンアップでParallelsはVer9、Ver10、Ver11と3つになりました。さてどういうふうに無線関係のWindowsのソフトを動かすかあれこれと考えるという楽しみが増えました。(2016年3月21日)

AirPlay?でさらにものぐさ人間に!

 アップルの製品にはAirPlay?という機能があります。わが方では、バックアップ用のHDDの中にiMacから吸い上げたiTunesのデータを入れてあります。
 それをiPadやiPadminiに入れたアプリから操作して、AirMacExpress?AirPlay?対応のアンプにWiFi?で音楽データを飛ばして曲を聴く、というものです。
 AirPlay?というシステムが出てすぐに利用できるような環境を作っていたのですが、あまり使いませんでした。
 ところが、家の中の複数の箇所に対応するアンプを置いてから、事情が変わりました。違う部屋に行っても、iPadminiさえあれば、音楽を楽しめるのです。
 CDが出て時に、レコードと違って針も飛ばないし、盤面の掃除も不必要で、しかもいつでも同じ音質で聴けるのは便利だなと思いました。
 iPodが出た時には、どこでも自分の好きな音楽が聴けると喜びました。
 AirPlay?だと、CDを入れ替える手間もなくなりました。手許のiPadminiでの操作ですべて終了です。アンプももちろんリモコンの操作ですべてOKです。
 どんどん自分の物ぐさ度が上がっていく(下がっていく?)のが分かります。
(2016年3月22日)

バッテリー狂奏曲はさらに続く!

 秋葉館で購入したバッテリーは、充放電120回辺りで不調になりました。ほぼ空の状態から満充電までが、1時間程で出来てしまうのです。
 それだけならいいのですが、当然のこととして持ち時間も満充電でも1時間少しになってしかって、これまた交換ということになりました。
 ネットであれこれググると「価格破壊研究所」という店がyahooに出店していて、そこではA1321が何と4000円弱という信じられない安さなのです。
 かなり心配したのですが、まぁだめもとで買ってみることにしました。
 MacBookPro?に装着する時に、どことなく違和感があったのですが、そのときには問題に気付きませんでした。
 満充電での残り時間は3時間半にもなっていて、これはいい買い物であったと喜んだのも、瞬間でした。
 数日使っているうちに、バッテリー残量40%程度になると、数分で残量が0%になるという現象が生じました。ついで、トラックパッドが挙動不審な動きをして、MacBookPro?のマウスポイントが勝手に動いたりするようになりました。
 MacBookPro?を開けてバッテリーを取り出すと、バッテリー全体が湾曲して、一部がトラックパッドを押していたのです。
 セルを囲むバッテリーの筐体のプラスティックが劣悪な素材で、変形していました。もちろんすぐに返品することにしました。
 アップルが製造から5年で修理受け付けを終了する、などということをしなければ、こういう狂奏曲も流れなかったのですが……(2016年08月17日)

MacBookPro?を新調した!!

 2016年10月に新しいMacBookPro?が発表された。現有のMacBookPro?は2010年夏から使ってきて、HDDの500GBから1TBへの換装、メモリーの8GBへの増量、さらにはHDDをSSDに換装もして、まさにメインマシンとして重用してきた。
 しかし、バッテリーの交換もアップルでは受け付けてくれなくなり、修理も不可という状態になってきた。
 まさしくいいタイミングであるのだが、さすがに今回発表のMacBookPro?の、外部接続端子がUSB-Cだけ、というアップル流の割り切り方には付いて行けない感じがした。
 まぁ光学ドライブがなくても、そんなには困らない。ソフトを光学ディスクからインストールするということは、まずしなくなった。光学ドライブを使うのは、レンタルCDをリッピングする時だけである。それは他のMacで読み込んだものをコピーすることで大丈夫である。
 問題は、SDカードの読み込みとUSBであれやこれやと外部の機器と繋ぐことは、日常的にまだまだ必要だということである。
 一つ前=2015年半ばに発売されたMacBookPro?をアップルの整備済品で探したが、1TBでUSキーボードというのは、なかなか出てこない。
 この際、新品もいいかとポチったのである。

感圧キーパッド

 2015年以降のMacBookPro15インチには感圧キーボードが搭載されているのだが、期待に反して、これは全くの期待外れであった。普通の使い方すなわちキーボードをクリックする場合には、感圧キーパッドもいいのかも知れないが、小生のように、クリックではなくてタップをする場合には、感圧は無関係なのである。

強く押し込むよりも

 感圧キーパッドの「売り」は、普通のクリックと強く押し込むクリックで、動作を変えられることであるが、これが使いにくい。
 文字列を選択して、それを強く押し込むことで辞書が起動したりもするのだが、同様のことは指3本でのタップででき、そっちのほうがずっとエレガントである。

macOS になって

 OSXも10.12になって、名前までOSXからmacOSに変わった。動作しなくなるソフトが出てくるかと心配したが、日々使っているものは大体大丈夫であった。
 無線関係ではcocoaModemはOKである。Rumlogは古いほうはNGだが、同じ作者のRumlogNGは大丈夫である。
 困ったのはpuredataである。一応起動するのだが、読み込んだファイル=パッチが動作しないのである。
(2016年11月16日) 
 

macOSになってアプリはどうなった?

 OSにというか、Macに付いてくるアプリケーションで、未だにどうしようもないのは、Pagesである。
 もちろんNumbersが仕事に使えるはずもないので、これは除外。KeyNote?はなかなかいいはずだが、使ったことがないのでこれも除外。
 問題はPagesである。縦書きができないのだ。Pagesがリリースされてすぐに、日本のユーザーから多くの意見がアップルに寄せられたのだが、まったくそれに応えていない。
 Pagesがワープロソフトと称し、日本で売っているMacに付属しているのであれば、縦書きは必須である。
 今販売されているMacで動くワープロソフトで縦書きが出来るのはMS-Wordだけである。かの巨艦である。
 今回のmacOSには教科書体のフォントが増えたりという、学校現場にシフトした様相も少しは見えるのだが、国語教師のMac利用率は下がってきているのではないかと心配する。
 かつてはクラリスワークスという秀逸なソフトがあり、それだけでワープロも表計算もできた。もちろん縦書きOKであった。
 その後継のアップルワークスというは同様の機能を持っていたが、短命であった。
 egWordがOSX10.9以降はまともに走らなくなってから、Mac大好きな国語教師には辛い日々が続いているに違いない。(2016年11月16日)

Retinaの意外な利点

 今回のMacBookPro?はコンピュータとしてはわが方で初めてのRetinaディスプレイ搭載である。
 RetinaはiPadAir2で経験しているのだが、その時以上に見やすいと感じる。使いだしてすぐに、おおおおぉと叫ぶほどではないのだが、じんわりとその良さが身にしみてくる(目にしみてくる???)感じである。
 Retinaになって意外なことが改善された。
 わが方では、MMTTYやUI-ViewがMacMini?上のParallels上のWin7で稼働していて、その画面をmacOSの「画面共有」で操作しているのであるが、その画面が非常に見やすくなったのである。
 UI-Viewの画面を長時間見ることはないのだが、MMTTYは時には1時間も見続けることがあるのだが、非常に見やすくなった。
 文字の大きさは以前のMacBookPro?と同じなのだが、MMTTYのウインドウで流れてくる文字列がくっきりと見えるのである。 
 これでRTTYのパイルにも以前にもまして参加しやすくなった。
(2016年11月16日)

新型MacBookPro?に触ってきた!

 今秋発売されたMacBookPro?の13インチタッチバー付きを触ってきました。
 タッチバーは、あまり違和感なくそのまま使えるという感じでした。しかし、Safariの「お気に入り」などがタッチバーに表示されるのに、少し間があって、妙な感じでもありました。
 「写真」ではサムネール表示がずらっと並ぶのですが、親指ならぬ小指、それも子どもの小指の爪程度の大きさの表示が並ぶので、視力が良くないと使えない気がしました。
 まぁ多少の違和感はあってもタッチバーはそれなり進化していくのだと感じました。
 この新しいMacBookPro?で、もっとも違和感のあったのは、キータッチです。正確にはキーの音です。
 ネットの情報でも音が大きいとはあったのですが、まさにその通りでした。そろばんのうまいひとが、玉をぱちぱちと弾いているような音がします。
 いままで多数のアップルのノート型のMacを触ってきましたが、キーの音に関しては、今回のものが最低です。改善の余地、多いにありだと感じました。
(2016年12月03日)

Macの画面共有+iPadAir2のVNC Viewer でものぐさ無線!

 JT65は、余っているMacMini?(確か2007年のもの)に、Parallelsを入れて、その上で稼働しているXPで動作しています。
 その状態を、画面共有でMacBookPro?から操作しているのですが、ふと思いついて、iPadAir2のVNC Viewer でもできないかとやってみました。
 MacBookPro?もレティナです。iPadAir2も同じくレティナです。レティナだとWinのざらざらした画面も意外に見やすいのです。
 iPadAir2の画面に一杯に表示されたMacMini?の画面は、ちょうどいい大きさで、マウスポイント(iPadAir2にマウスポイントは不似合いですが……)の動き方さえ頭にいれておけば、家の中のどこにいても、JT65での交信が楽しめることが分かりました。
 こたつに入って寝ころびながら、静かにiPadAir2の操作だけで無線ができるという、超ものぐさな状態が実現しました。(2016年12月07日)

MacBookPro?を売った!

 今まで数多くのMacを所有してきて、基本的には売ることも処分することもほとんどしてこなかったのですが、さすがにこれ以上は置き場所もない、という状態になりました。
 売れそうなもの=中古Macの販売店が引き取ってくれそうなのは、MacBookPro?(MC373J/A 15インチ mid 2010 )だけです。
 ためしにネットで検索して上限価格(要するに新品時の付属品や元箱がすべてあって、本体に傷も問題もないもの)を調べると、まぁ店によって10倍以上の差があるのです。[So.....は何と2000円です。驚きました。見間違いではないかと何度も見たのですが、そのとおりの2000円です。]
 無線機の場合にはどの店の引き取り価格もそんなには変わりません。せいぜい±50%程度です。
 本人確認の手続きも簡単な店を選んで、査定に出しました。(中には本人確認に「住民票の写し」の添付を要求する店もあります。有名な秋葉○です。)
 出したのはドス○○です。
 購入時の付属品が揃っていないということもあって、買い取り価格は20k少々でありました。
 無線機に比べて、コンピュータの陳腐化は猛烈に速いのだと思い知りました。(2017年03月16日)


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