超微少水害

雨が吹き込む！ †

　今夏は地球温暖化の影響なのか、当地でも雨が妙な感じで降りました。十数年前までは、夏の夕刻になると、
決まって夕立があり、その後はぐっと気温が下がって涼しくなる、というものでしたが、その夕立が減りました。
　かえって増えたのが午前中や昼間の突然の豪雨です。しかも非常に局所的（半径１～２Km程度？）です。
　2007年８月30日の午前中にもこのような雨が降りました。出勤するときにも空は曇っていたのですが、たいした
ことはないだろうと窓を開けていったら、夕方帰宅すると部屋のあちらこちらに直径数センチの水たまりが出来ていました。あれれ、と思って部屋の隅までみると、窓から数メートル離れたところにも水しぶきの跡があったのです。
驚きました。
　こんな小さな雨の害でも気分を害するのですから、床下浸水などを経験された方はさぞかし大変だろうと思った次第です。

マンションの漏水 †

　汚水槽の中のブレーカーが接触不良を起こしたとのことで、我が方のマンション（築25年強）ではあれこれのトラブル続発。人間も建物も年齢にはなかなか勝てないってことのようです。それにしてもこのところ、水関係はトラブル続きです。

本当の水害 †

　2012年８月14日の未明から降り出した雨は、枚方市で史上最大の時間雨量を記録しました。近くの消防署では時間雨量が100mmを超えました。マンションは水害に強いと言われますが、それは一般的な話です。
　わたしが住んでいるマンションは1980年代に建てられたもので設計が古いのです。ベランダの排水溝が２戸に１個しかありません。排水溝が詰まると窓のサッシを超えて室内に漏水します。室内での漏水は階下への漏水に繋がります。
　８月14日の午前６時ころが雨のピークでした。雨音で目覚めてふとベランダを見ると、サンダルがぷかぷかと浮いていたのです。すぐにカッパをかぶってたまたまベランダにあった木片で水を掻きだしました。
　排水溝は隣家にあります。妻が隣家へ連絡して隣家の住人と一緒に下着まで濡れながら半時間ほども水を掻きだしました。
　排水溝がわが方からのゴミや泥も含めて流れが悪くなっていたのが原因でした。
　それにしてもすごい雨でした。
　用事があってバス通りのコンビニまで行くとなんと水害で店の中が冠水して閉店していました。その近くでは数十軒の床上浸水まであったとのことでした。